苦手なものは苦手
今日は、月に一度のトリミングの日。
何も知らない彼は、いつものように、一日がスタート。
いつものように、散歩へ行き…
いつものように、フリータイムを過ごし…
そこからが、いつもとは違った。
「…?」
いつもなら、ブラッシングをして、全身を拭き、足を洗って、室内へ入るはずが…
お母さんが、車で出かける準備をしている…
「わーい!今日は、今からお出かけするの?」
これから、自分たちの身に、何が起こるのか、分からない彼らの喜びようったら、可哀想なくらいです。
「お出かけ!お出かけ!」
何の疑いも無く、乗車。
さぁ、出発です。
2匹とも景色を見ながら、溢れんばかりの笑顔で、期待に胸を膨らませています。
…心が痛い。
ごめんよ!期待を裏切って。
景色を覚えているのか?
(ソルは、途中から寝てました。)
目的地の建物が、見えるか見えないかの辺りまで来ると…
リヤンが、気配を消し出しました。
気づいたようです。
いつもなら、バック音でソワソワしているのに、今日は、完全に気配を消しています。
いつもなら、早く車から出たいのを、必死で我慢しているのに、今日は断固として、出ようとしません。
苦手なものは、苦手なんです。
痛いほど、気持ちは分かりますが、受けてもらいましょう。
お店に入る前に、最後の抵抗を試みましたが、抵抗も虚しく、彼には、母に従うしかありませんでした。
ソルは、リヤンほどではありませんが、それでも好きではないようです。
長〜い、長〜い、彼らの一日が、終わろうとする頃、ようやく苦手なものから、解放された彼らの喜びは、計り知れないものなのでしょう。
解放感に満ち溢れ、満面の笑顔が見れて、こちらもホッとしました。
いつものように、お店の周りをお散歩します。
真っ白、フワフワ、モフモフ!
ソッくんも、綺麗になったね!
2匹とも、いい匂い!
草の汚れが!
何かいっぱい付いてるし。
とりあえず、帰ろう!
帰宅後、そのままお散歩へ。
今日は、疲れたのかな?
帰りたくてしかたがないようだったので、早々に帰りました。
只今、爆睡中。
お疲れさまでした!