炎上動画
少し前、飼い犬の紀州犬に、小柄なイノシシや柴犬を襲わせた動画が炎上し、ニュースになっていました。
飼い主の言い分は、どれも犬を飼育している私としては、理解できないものばかり…。
モラルのない方には、動物を飼育してほしくありません。
飼育される生き物たちにとっても、周りにとっても、迷惑でしかありません。
柴犬を噛ませている動画では、音声から、この後起こり得るであろう事態が、十分予想されているにもかかわらず、まるで闘犬を扱うようにしているのがよくわかりました。
闘犬場でも闘犬同士でもありません、予想される事態を回避するのが、飼い主の義務のはず。
ずっと噛み付かれている柴犬が、可哀想でなりませんでした。
私の周辺でも、噛み癖のあるスタッフォードシャーブルテリアが、今、ワンコ友達の中で問題となっています。
近所で、スタッフォードシャーブルテリアのメスを飼育している、高齢の男性がいます。
その男性が、その犬を飼育しだした頃から知っていますが、その頃、リヤンもまだ幼く弱い立場にいました。
ある時、散歩でバッタリ会ってしまいました。すると、その子はその場で伏せて、いつでも飛びかかれるよう攻撃の体制をとっていました。しかし、飼い主は、リードを短くすることもせず、声をかけて攻撃しないようにすることもしないで、隣で喋っていた知人とニヤニヤしながら、こちらを見ているだけ。
私は、その犬とリヤンの間に自分の体を置くようにし、私が、リヤンの盾となり守れるように体制を整えて、すれ違いました。
案の定、すれ違い様に激しく吠え飛びかかってきました。それでも、リードを短くはせず、自分の腕とリードが伸びきったところで、自由にさせています。
私は、リヤンが襲われないように、必死で守りながら通り過ぎました。
飼い主は、私の必死な様子をみているくせに、ニヤニヤしているだけでした。
それからは、その犬を見かけたらすぐに避けるようにし、関わらないようにしていました。
その飼い主は、その犬を飼育しだしてから、どれだけの犬や人に、迷惑をかけたり傷つけたりしたのでしょうか。
リヤンのワンコ友達の小型犬も、去年の冬に噛み付かれて、下半身に大怪我をしました。
その傷痕はとても酷く、痛々しかったです。
我が子を噛み付いたまま全く離そうとしない犬を、蹴り上げたり色んなことをしたそうですが、全然ダメだったそうです。
つい最近もまた、高齢の黒柴のワンコが襲われて、足に大怪我を負ったそうです。
飼い主は、自分の犬が襲ったワンコの家が近所なので、家がどこか知っているにも関わらず、謝りにも来なかったそうです。
今もその飼い主は、それだけのことをしている犬に口輪をすることもなく、ワンコがたくさん散歩する時間帯を避けたり、ワンコがたくさん集まる場所を避けたりすることなく、自分勝手に散歩をさせ、他の犬に近づけようとしたりしています。
ワンコ友達の数人が、その飼い主に注意を促したようですが、都合の悪い話はごまかして、全く聞く耳を持たなかったようです。
ニュースに出ていた紀州犬の飼い主のように、自分の都合の良いことしか言わない。こういう飼い主に共通しています。
我が子を襲われた方々は、相手に対してどうされたのか、詳しいことは聞いていませんが、私だったら絶対許しません!許せません‼︎
ワンコを迎えたのならば、しっかりと「責任と義務」を果たしてもらいたいです。
今日の夕方散歩は、車で出かけました。
隣町にある大きな公園。
ワンコも人も、沢山いました。
何人かの方に声をかけて頂き、お話させてもらいました。
ワンコに対する正しい知識や認識があり、とても良い方ばかりで、やはりワンコを飼育しているのであれば、こうでなければいけませんよね。
お互い傷つけ合うことのない、節度のあるお付き合いをしたいですね。